ノルベルト・ダニスがピアノを弾き始めたのは4歳の時。子供の本を読むよりも先に、楽譜の読み方を知っていた。ピアノを弾き始めた当初は父親に習い、その後芸術学校で学び、卒業時には最優秀と認められた。特に才能ある生徒として12歳でブラティスラバの国立コンセルバトワールへ入学、タチアナ・フロヴァー・レンコヴァーの門下で学ぶ。
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ノルベルト・ダニスがピアノを弾き始めたのは4歳の時。子供の本を読むよりも先に、楽譜の読み方を知っていた。ピアノを弾き始めた当初は父親に習い、その後芸術学校で学び、卒業時には最優秀と認められた。特に才能ある生徒として12歳でブラティスラバの国立コンセルバトワールへ入学、タチアナ・フロヴァー・レンコヴァーの門下で学ぶ。
アメリカでコンサートツアーを行い、ペンシルべニア、アナポリス、ニューヨーク、ワシントンDC他を訪れた。とりわけペンシルベニアでは、音楽アカデミーへの奨学金を得ている。このアカデミー在学中に、ジュリアード音楽院の教師たちの指導を受けた。スロバキアにおいてはブラティスラバの音楽芸大にてマリアーン・ラプシャンスキーの元で学業を修めている。
幼い頃から、国内外の様々なピアノ・コンクールや演奏コースへ参加し、その音楽の幅を広げていった。オーケストラや様々なソリストと共演し、またソロリサイタルも行ってきた。豊かで、常に幅を広げ続ける演奏に加え、ここ数年は専門的に教育活動にも従事している。指の怪我によってコンサートを行えなかった1年あまりを乗り越えると、これまでの音楽に対する認識を変え、特にスロバキアやチェコのリスナーに音楽を届けるようになった。そして作曲家として、幅広い音楽愛好家に好まれる「ファンタスティック・ピアノ」というピアノ楽譜集を出版し、自ら作曲したピアノ曲を収めた2枚のスタジオアルバムを発表している。