Ren Congcong

レン・コンコンは4歳から有名な指揮者であるジン・チェンワの下で、その後はグアン・シャンシンの元でピアノを学んだ。幼い頃からすでに多くのコンクールで才能を発揮。ホープ・カップでは優勝、ハインツマン・カップでは最高賞を受賞。シンハイ・カップ（プロフェッショナル・グループ）では2位、ホンコン・オープンでは1位。中等教育期間中にアメリカ合衆国のイーストマン音楽学校、ならびにオーストリアのシューベルト音楽院への奨学金を得た。

2005年にハノーファー音楽演劇大学で学び、その後ドイツ・カッセル市の音楽アカデミーで学んだ。就学中、ドイツのWorld Classic Performance Company社（ワールドクラス）とオーストリアのSMC経済グループから契約演奏家として招かれた。同時に、世界的に認められている数多くの交響楽団で演奏（チェコモラビア交響楽団、ハノーファードイツ交響楽団、ノルウェー交響楽団他）。こういった経験により、様々な分野の音楽家やメディアに認められるに至った。就学中にヤマハ音楽基金ヨーロッパの奨学金を得る。卒業後は大型のコンサートホールや劇場で多くのピアノ演奏を行ってきた。2013年に河北省廊坊市（ランファン）で新年コンサートに参加。2012年は黄河協奏曲を携え、北京交響楽団とともに北京コンサートホールで演奏した。

2014年、清華大学のウイミン・メン音楽コンサートにおいて「コンプリート・バッハ」をソロ演奏し、大きな反響を得た。現在は音楽教育に従事。「コンコン音楽スタジオ」を設立、トップクラスの若いプロピアニストの育成に力を入れている。彼女の生徒達は国際的、あるいは国内のコンテストで優秀な成績を収めている。シンガポール国際ピアノコンクールでは1位、ドイツ・ハノーファーのショパン・ソサイエティ国際ピアノコンクールで金賞、ドイツ・ハンブルクでのテオドル・レシェティツキ国際ピアノコンクールにて1位。レンは、ポルトガルのサンタ・ツェツィリア国際ピアノコンクールの審査員でもある。ソーシャルネットワークでも知られた音楽家で、TikTok上では318000人が閲覧し、Wotobuyでは137 000人のファンがいる。彼女のビデオのうちの1つは、再生回数2000万回を超えたこともある。