有能な若手ピアニストマティアーシュ・ノヴァークの弾くロマン派の難曲はどこでも観客を魅了し、その素晴らしい感性でコンサートの終盤まで聴衆を虜にします。特にフランツ・リストの作品の演奏で彼の華やかで正確なテクニックが最大限に発揮されます。これにより、スメタナ・トリオが国内外の様々なコンクールで第一位に輝いている理由が納得できます。そのひとつに、ごく最近のブラッドショー・ブオーノ国際ピアノコンクールでの快挙が挙げられます。これにより世界の音楽シーンへの扉が開かれ、2017年5月にカーネギーホールでの出演を果たしました。
5歳でピアノを始め、現在パルドゥビツェ・コンセルヴァトワールでイトカ・フォウラー・フラニコヴァーに師事、またイタリアのインコントリ・コル・マエストロ音楽院でヴォフカ・アシュケナージの指導を受けている。国内外でコンサート活動を行い、国際コンクールでも多数受賞。PETROFグループの後援を受け2015年、2016年に中国横断のコンサートツアーを行い大成功を収めた。ツアーの感想を次のように語っている。 “中国で素晴らしい人と場所にたくさん出会いました。ツアーの期間中PETROFブランドの素晴らしい楽器を弾けた事は、舞台上に故郷の一部を携えているような素敵な感想でした。” 2022年は、マティアシュにとって成功の年だった。プロフェッショナルの間で最も権威があるとされるサンタンデール国際ピアノコンクールでは、上位六名のファイナリストの一人に選ばれた。また、2022年9月にユトレヒトで開催されたフランツ・リスト国際ピアノコンクールではセミファイナルに出場した。
